夢女子に限らず、愛してやまなかったはずの推しに冷めて推し変した話はよくあります。
リアルな恋愛や結婚まで妄想するぶん、夢女子のほうが通常のオタクより一途なイメージがありますが、実際に推し変した人にはどんな理由があるのでしょうか。
夢女子が推し変する理由と推し変した後の変化、長く推しを応援するコツを見ていきましょう。
推し変した理由やきっかけ、経緯
・キャラが変わりすぎたから
ストーリー上の都合なのか、制作者の都合なのか、キャラクターの性格や容姿が大幅に変わってしまい、好きでいられなくなり、そんなときに以前から少し気になっていたとある芸能人が凄く魅力的に見える出来事があり、その人に乗り換えた。
・シンプルに冷めた
単純な話、推しに対しての気持ちが冷めてしまったからです。別に嫌いになったわけではないけれど、以前と比べて明らかに好きの気持ちが激減したことで、そのタイミングで他のキャラに魅力を見出してしまったがゆえの推し変になりました。
・別のキャラに惹かれたから
見た目とキャラ設定を見てその人に惹かれてそのジャンルに入り、もちろんその子が推しになるかと思いきや、なんとノーマークだった別のキャラに心が奪われてどうしようもならなくなったのが推し変したきっかけ・理由です。
・作品が完結したから
コミックが完結し、推しの新たな魅力が発見できなくなったことです。それ以前に、コミックそのものにそろそろ飽きてきたなと感じていました。二次創作にはのめりこめないタイプだったため、完結したことにより一気に冷め、興味を失ってしまいました。
・リアル彼氏ができたから
自分に本当に彼氏ができたことで、推しへの気持ちが段々と冷めてきてしまいました。そしてその彼と別れた後にまた寂しい気持ちになり、前の推しへの気持ちが戻りつつあったのですが、たまたま見ていた動画に出ていた新しい推しに心を奪われてしまいました。
・新しい作品が気になったから
私はいろいろな作品を楽しむタイプなのですが、それでも不動の推しがいました。ところが新しく齧った作品のキャラが気になるようになってきて、そのキャラのことを調べているうちに自分の心が変わっていることを感じました。
浮気はいけないと思って新しいキャラのマイナス面を探そうとすると、考えれば考えるほどハマってしまっていることに気がつき、推しが変わってしまっていました。
・なんとなくの目移りがきっかけ
最初はほんの些細な感情だったと思います。何となく他の推しの方が気になり始め、自然とそればかり目で追うようになり、何やってるんだ自分、とハッとなったりする事もしばしばありました。そのうちどんどん感情が先走って以前の推しの思いが弱くなっていきました。
・推しの不祥事
推しの不祥事がきっかけで推し変しました。
当たり前のことだけれどファンの前やSNSでは独り身を演じていた推しでしたが、蓋を開けばファンの女性を妊娠させていて、中絶させていたとのこと….嘘まみれだった推しを好きだった自分に呆れてしまいました！
・スキャンダル後の対応が不満
推しに、過去に女性に暴力を振るったというスキャンダルが出て、それに対する推しの対応が不適切であったため、推し変しました。そのスキャンダルが真実であれば認めて謝罪してほしかったですし、そうでなければ間違っていると言ってほしかったです。真実であれ間違いであれ、何かしらアクションがあれば推し続けたと思います。
推しが変わった後の行動や気持ちの変化
・気持ちがスッキリした
その作品の制作者達の言動に不信感を持つことが多くなっていてモヤモヤしていたので、もう考えなくていいと思うとスッキリした。グッズをメルカリで売り、次の推しのための資金にした。中にはプレミアがついたグッズもあり特した気分。
・懐かしんだり後悔したり
どうしてあんなに推しを愛していたのか、それまでを何度となく反芻し、その日々であったり溜まりに溜まったグッズを思いながら懐かしんだり後悔したりして日がな一日を過ごすことが多かったです。グッズに関しては捨てられませんでした。
・平和に新たな推しを応援
まだ推し！！となる前での推し変だったので特に気持ちがざわつくなども、グッズいっぱい買っちゃったなどもなく、平和に新たな推しに行くことができました。まさかの出会いだったため、これこそ運命！？となり全身全霊で応援することに決めました。
・集めたコミックを手放した
死ぬまで手放さないだろうと熱い思いで集めていたコミックを、悩んだ末、最も推しが活躍する２巻のみ残して売りました。さらに推しの気に入ったカットは、断捨離できずフォトフレームに飾ったままです。まだ未練があるようで、次の推しを探す気になれません。
・罪悪感にかられた
前の推しに対してなんだか申し訳ない気持ちになってしまいました。自分が推し変したところで、前の推しは痛くも痒くもないとは分かっているのですが、ふと前の推しのことを目にするたびに罪悪感にかられ、新しい推しを全力で推せない自分のがいました。
・色々考えて割り切った
前の推しのことを忘れたわけではないので捨てたりはしませんでしたが、新しい推しのためにスペースを作らないといけないのでだいぶ片付けはしました。
罪悪感はあったのですが、浮気と言っても相手を傷つけたわけではないしと元も子もないことを考えて割り切りました。
一応間の推しも2番目として他のキャラよりはグッズも優遇しています。
・グッズのリメイクと気持ちの整理
推し用に作りまくったネックレスをバラして、新推し用にリメイクしました。気分新たにネックレスを愛でたり新推しの思いを増したり、ノートにその時の感情を箇条書きで書きまくって自分の気持ちを整理したりしました。
・グッズを売って後悔
漫画や円盤をダンボールいっぱいにつめて売りに出しました。その後、また見返したい気持ちが湧いてきたので、少し後悔しています（笑）売ってしまったものを買い直すことはしていませんが、売った後に出た同じ作者さんの新作は買ったりしています。
・捨てれないから見えないところへ
ポスターや飾っていたアクスタを全て片付けました。捨てるまでは出来ていないのですが、ひとまずは見えないところに全て片付けた感じです。これでいいと言い聞かせながらスッパリ推すことをやめることができました。
・最初は喪失感が大きかった
最初は、推し変というよりも推しを辞めた状態であったため、喪失感も大きく、グッズの処分もできませんでした。推しを辞めて3か月ほど経った時に、新たなグループに推しができました。
それからは心にぽっかりと空いた穴が徐々に塞がり、新しい推しのグッズを飾るスペースを取るために前推しグッズは処分しようと決め、あっさりと処分できました。新しい推しのおかげでとても楽しいですし、幸せです。
推しを一途に応援するコツ
・自分のペースで推す
あまり入れ込みすぎず、自分の現実の生活を大事にして、金銭面などで決して無理をしすぎないように自分のペースで推すこと。自分に合わない部分があっても当たり前と思って、あくまで自分の好きな部分だけを見ること。
・愛を注ぐ加減を知る
コツと言うべきか分からないけれど、あまりにも愛し過ぎないことが長持ちに繋がるのではないかと考えてしまわざるを得ません。やはり、熱しやすく冷めやすい人、すなわち私のような人は愛を注ぐ加減を知るべきだと思いました。
・財力のバランスが大事
バランスのとれた財力が一番だと思います。お金があれば好きな時に好きな推しを応援できます。そういうバランスの取れた平和なオタクが応援していけば、推しが長持ちしやすくなるため推しも推してる自分も長持ちできるのかな、と思います。
・話題を追えれるか？
コミックのキャラクターの場合、アニメや映画になると告知された時点で、実際鑑賞できるまで１年以上話題を追い続けられます。メディアミックスされたらデートと同じで、推しに会う機会が増え、違う面を見ることでますます好きになれます。
一方それがなくなった時気持ちが続かないので、二次創作を受け入れることができれば、もっと長持ちするのではないでしょうか。
・推しの歴史を知る
最新の推しばかりを追うのではなく、定期的に推しの歴史を辿っていくことだと思います。デビュー当時を振り返ったり、過去の作品を見ていくことで、推しの頑張りを感じ、更に応援しようという気持ちが沸き立つと思います。
・あえて浮気してみる
結果的には浮気をしてしまいましたが、それ以前は推しの作品だけに固執しないで色々と齧ることが良いと思っていました。少し周りにも目を向けることでやっぱり推しが一番という気持ちにもなりますし、いかに推しが尊い存在であるかを再確認できるので気持ちが強まります。
・ゆっくりまったり愛す
深いけどゆるくまったり愛でていく…的な感情で過ごしていくと良いと思います。あまりガツガツ推し推ししていると疲れてしまうし、たまには現実と戯れて疲れてきたらすぐ推しワールドに戻って自分の気持ちを大切にした方が心身共に良いのかなと思っています。
・心変わりは当たり前と思って推し活する
推しが出てくる作品やその作者が何か炎上などやらかさない限りは私はそのキャラクターのこと自体はずっと好きでいられます。
が、そのうちどうしても最推し（トップ）の座は他の新しい推しになり変わってしまうのが時の流れによる現実だと思うので、心変わりする日はくるだろうなぁくらいの気持ちをどこかに持ちながら推し活するのが良いのではないのでしょうか。
・推せる時に推せ
私の場合推しの不祥事が原因だったので、それさえ明るみに出なければ今でも全力で愛していたと思います。
一度失った信用はなかなか取り戻せないので、もう戻ることはないです。推しは輝いている時に推すべきですね。大きな不祥事がない限り、またはファンに恋人ができない限りは長持ちできるのではないかと思っています！
・推しを信じ続ける
推しを長持ちさせるコツは、推しを信じ続ける力ではないでしょうか。私は今回、その信じ続ける力を無くしてしまい、推し変をしました。ただ私は、無理に推しを長持ちさせる必要性はないと思います。その時その時で自分を満たしてくれる存在は変わると思います。
夢女子が推し変する理由やその後の変化は千差万別
推し変の理由やその後の気持ちの変化、とった行動などは人によって様々です。
割り切れる人やスムーズに新しい推しを見つけれる人、グッズを捨てれる人・捨てれない人など、実際の恋愛と同じで性格的な問題も関係しています。
作品そのものの話題性をはじめ、時間の流れで自然と冷めるという人も多いので、特別な理由がないなら無理に推し変しないで、応援しつづけるのが一番楽しめるのではないでしょうか。
