夢活動はあくまで趣味ジャンルなので、妄想を楽しんでいるだけであれば他人からとやかく言われるものではありません。
ただ、グレーゾーンの二次創作物が生まれる点をはじめ、ネガティブな側面もある趣味で、夢女子自身もつらい気持ちになることがあります。
夢活動をしていて「きつい」「つらい」と感じたエピソードを紹介していきます。
みんなが羨む美女として妄想して生きていたのに・・
自分の妄想ではみんなが羨む美女として生きていたのに、職場に本物の美人が異動してきて、現実を突きつけられた時はつらかったです。
リアル美女は骨格がまず優勝、化粧で作られてない美人、何着ても似合う、、、え、、、かわいい、、、え、、、なんで異動してくんの?この子と並んだらあたしデブじゃん、、、かわいくないじゃん、と思いました。現実を一気に見た感じです。
現実の美人は本当に作られたような綺麗系な人だったので、自分は綺麗、ではなくかわいい、を当てはめるという、さらなる妄想でこのつらさを解消しました。
妄想と現実のギャップに苦しむ夢女子は、「現実は見ない」のではなく、自分の都合のいいように脳内で変えていくのが正解です。
自分の脳内妄想を他者に理解されることがない
夢女子と言えば妄想してなんぼですが、人から理解されないことが多く、精神的に辛いと思うことが多かったです。
沈んでしまった気持ちを妄想で無理やり押し上げたりもしていました。
もはや妄想に頼るしかない時もたくさんあるので、さらにエスカレートしていくことも・・
差別的な態度を取られた
自分が夢女子だということが周りの人にバレたら、差別的な態度を取られて辛かった経験があります。
特に、今まで仲良くしていた友人にいきなり冷たい態度を取られるのはつらかったです。
大好きなキャラとの妄想を毎日することによってつらい気持ちを乗り切ったりしました。日常生活で辛い経験はいっぱいするだろうけど、前を向いていくしかないのかなと思います。
好きだったキャラの見た目が変わった
自分が推していたキャラクターの性格や容姿が、作者の方針なのか、ストーリー上の都合なのか、理由はわかりませんが大きく変わってしまったことがあります。
元の設定が好きだったので、結果的にそのキャラを好きでいられなくなり、気持ちのよりどころを失って辛い気持ちになりました。
後に別の推しを見つけることで、心の穴を埋めることが出来たのでマシだったかなと思います。
二次元は裏切らないという人もいますが、むしろ製作者の胸先三寸でいかようにも変えられてしまうので、二次元といえども現実の人と同じように過度に期待はできないと考えるようになりました。
ある意味冷めたのかもしれません。
お気に入りの夢小説サイトが・・
以前よく見ていた、お気に入りの夢小説サイトを久しぶりに読もうとしたらサイトが消えていました。
今までは自分のペースで好きな時に読んでいたのですが、いきなり消えるなんて思ってもみなくて、もう二度と読めないと思ったら悲しい気持ちになりました。
同じジャンルを扱っていて、文章が上手なサイトを探したりしてつらい気持ちを解消しようとしました。
サイト閉鎖は珍しくないので、お気に入りの小説は自分が楽しむように何かしらの形で保存しておくのがいいかもしれません。(無断転載はせず、自分で読む用)
友人からの冷たい一言
友人に好きな推しの作品やグッズを集めていると言ったら、現実を見ろと冷たく言われました。
現実を見ろと言われたところで、リアルの辛さをバーチャルに求めるのはそんなに愚かなのかとしばらく考え込んでしまいました。何だか自分が悪い事をしているようで悲しかったです。
他人は他人、自分は自分、と好きなものは譲れないという気持ちを強く持とうと努めてマイナス感情は解消しました。以降は軽々しくハマっているものを言うのもやめました。
同じ夢女子さんに言いたいのは、自分が好きな気持ちは大切にして、推し好きを墓場まで持っていく覚悟で夢女子生活をこっそり楽しんだ方が心身共に良いと思います。
好きなキャラが原作で死んだ・・
原作で好きなキャラクターが死亡したときにかなり落ち込みました。
どんなに素敵な夢小説を読んでいても、「でもこの先死んじゃうんだよね」と、キャラクターの死が頭をよぎって集中できなくなりました。
もやもやする気持ちを解消すべく、キャラクターが死亡した後転生した設定の小説を読んだりしました。
「原作でキャラクターが死亡しても夢小説の中では生き続ける」と割り切れる人はいいのですが、私にはかなりきつかったです。
腐女子が押し寄せてきた
好きだったジャンルに腐女子が押し寄せて、公式も男性同士やカップリングを意識した展開になってしまい、自分の存在自体が否定されたようでしんどかったです。
pixivを掘るのをやめて、自分と友達の世界だけで楽しむようにして精神の安定をはかりました。
同じオタクでも人は人、自分は自分で、等しくグレーゾーンだから粛々と暮らしていきたいです。
自分の夢漫画に需要がなかった
推しのキャラとMYキャラの夢漫画を妄想しながら描いていていたけど、需要あるのはBLと既存のキャラとの絡みだけで自分の夢漫画は必要とされてないんだなぁとふと気づいたときはつらかったです。
全然閲覧・いいね等も伸びず・・
自分の存在全てを否定されたような気がしました。自分の好きなものは世界には相手にされてないんだなと・・
しばらく描かなかったし、生活が忙しくなってきたので離れてました。それと中の人がやらかしてしまったので推しジャンル自体が過疎ちっくになって徐々に冷めました。
似たような状況で悩んでいる人は、恋愛と同じで推しキャラと少し距離を置いてみるのがいいのかもしれません。
まだ推しキャラ×MYキャラ好きですが、前ほど狂った感じにはなっていないので・・
夢活動がきつい・つらい時はみんなの乗り越え方も参考にしよう
夢女子自身がきつい・つらいと感じたエピソードをいくつか紹介しました。
現在何かしらの悩みがある夢女子さんなら、共感できる点もあるかもしれません。
つらい気持ちを抱えた時の乗り越え方も人によって変わりますが、具体的な方法も参考にして上手に夢活動とつきあっていきましょう。