夢女子の妄想癖が日常生活に影響した事例

夢女子は妄想すること自体が良くも悪くも癖になっている人が多く、場合によっては日常生活に影響を与えることもあります。

妄想癖が招いた思わぬ影響とは・・?

いくつかの事例を見ていきましょう。

妄想癖の影響その1:独り言がやめられなくなる

私は妄想をしながら独り言を言ってしまうことがあります。自分でも気持ち悪いと思うし、なるべく自宅で一人でいるとき以外はしないようにしているのですが、うっかり外で道を歩いている間に独り言が出てしまうことがあり、すれ違う人に振り替えられたりして恥ずかしかったです。

また、家にいるときも、部屋の外にいる家族に声が聞こえてしまい、両親に「誰かと喋っているの?」と心配されてしまったりします。幸い独り言の内容は聞きとられていないようなのですが、内容が推しとの恋愛シチュエーションの妄想だとバレたら恥ずかしくて死にたくなりそうでヒヤヒヤしています。

なるべく独り言を言わないようにしようとしたこともありますが、気が付いたら無意識に口から出ていて結局止められません。

独り言の別事例:ファミレスデートの弊害

時間があると、ついつい推しとのデートやイチャイチャを想像してしまうのが癖になっています。そんな私は、1人で部屋にいると、ごく稀にですが、推しとの妄想での会話を、独り言で言ってしまうことがありました。

これは注意しなければ…と、うっかり言ってしまった時はいつも思っていたのですが…。

先日、ファミレスで1人で過ごしていた時の事です。友人と待ち合わせしていた私は、例に漏れず、その日も推しとのファミレスデートの妄想をしていました。だんだん楽しくなってきて、ニヤニヤしながら友人を待っていると、「なんで独り言言ってんの」と友人登場。

「えっ私何か言ってた?」と聞くと、「空虚に向かって、幸せでお腹いっぱいって言ってたよ」と…。
恥ずかしくて、思わず赤面してしまいました。

幸い、推し活を知ってくれている子だったというのとと、朝早い時間で、あまり人が周囲に居らず、独り言がバレていなかったので、良かったものの、外出時は妄想を控えねばなと思うきっかけとなりました。

妄想癖の影響その2:気味悪がられる

基本、暇なときは頭の中で自分勝手な妄想を繰り広げているため、言うならば脳内お花畑状態と言っても過言ではありません。

本当ならば授業中に暇なんて言っている場合では無いけれど、つまらない授業に対して真面目に取り組むのも時間の無駄だと思っていた不真面目な学生だった私は、もちろんその時間も有効活用して妄想の世界へ身を委ねていました。

しかしながら、あまりにも妄想に入り浸っていたが故に、授業が終了していたことに気が付かず、たまたま近くを通り掛かった当時の友人から「ちょっと、なんでまだ教科書出してんの?しかもなんでニヤついてんの?」と明らかに気味悪がられてしまい、そこでようやく我に返って羞恥が込み上げてきました。

妄想癖の影響その3:夢女子仲間ができる

基本的にあまり顔にも出さず人にも話さず妄想を繰り広げて学生の頃もバレずに過ごしてきました。

社会人になり出会った友達との事です。同じ人種の人間だったのか出会ってすぐその友達とは仲良くなりました。でもわたしはどちらかといえば芋っぽく、友達はキャピキャピ系・・

「なんでこんなに仲良くなれるんだろ?」そう思いながら友達続けていました。

職場での休憩時間誰もいないのをいいことに妄想にふけっていると知らない間に友達が…「何ニヤニヤしとん?もしかしてなんか妄想してた?笑」

あー終わったと思いました。

そしたら「わたしも良くするんだよねー。わたしら見た目合わないけど仲良いのってこう言うとこやったんかもね!」って言ってもらえました。

今では妄想の内容をお互い聞いてるのか聞いてないのかキャッチボールというより雪合戦みたいな感じで妄想の言い合いしてます。大事な夢仲間です。

仲間ができる別事例:今でも付き合いのある友人に巡り合えた

中学生の頃、夢小説にはまっていて実際に自分でも書くことがありました。周りで小説を書いてみるといった子はいましたが、「夢」小説となるとなかなかいませんし、自分も周りに書いているよってのは隠して活動していました。

ですが、同じ作品を好きな子がある日「夢小説を書いている」とカミングアウトしてくれて、その子には自分も書いていることを話しました。

お互い夢小説を書く際に自分をイメージして書くわけでなく、別でキャラクターを考えてその子を作品内に混ぜるタイプの夢女子だったので、ある程度書き方とかも似ていて、お互いのキャラで小説を書いたり、キャラ同士を交流させて遊んだりしていました。

夢小説はオタク趣味の中でもさらに特殊なこともあって、あまり人に話せませんがこうやって話せた友人とは今でも交流があって、漫画やアニメの布教だけですが突然メッセージを送りあうような仲です。

妄想癖の影響その4:2次元大好きから現実の趣味に精通

とある漫画、アニメのキャラクターにハマり過ぎました。もう好きで好きで堪らなくなってしまいました。

そして、もともと車が大好きだった自分、それなのに、更にその車好きを加速させてしまうそのキャラクターに、日常からぞっこんで、もうそのキャラクター以外に男の人の存在がかき消されてしまうほど…

ハマる直前、片想いをしている人がいたのですが、その人が他の人と付き合っている事を知る直前に、そのキャラクターにドはまりしてしまいました。そのキャラクターの事は、連載当時から知っていたのですが、今更20年くらいの時を経て、再び出会い、恋に落ちました(笑)

そのおかげで、片想いしている人の事など、どこかに吹っ飛んでしまい、失恋など全く意識することなく、そのキャラクターにどんどんハマる毎日・・

そこから、もともとの車好きにも拍車がかかり、車の改造、いかに速く走るかの研究、それに邁進していくことになりました。

おかげで毎日そのキャラクターと結婚して、車で走っている妄想を繰り広げ、お陰でさらに車にも詳しくなれました!

失恋の痛手など全く感じることなく、日々を過ごす事が出来て、妄想様様だと思っています!

現実の趣味への影響の別事例:形から入っていく・・

ファイナルファンタジー10の世界観にはまり、特にヒロインの健気で気丈でさりげなくお洒落なユウナが大好きになりました。

ユウナが身に付けているネックレスやブレスレット、指輪などが欲しくなるも公式グッズは高すぎて手が出ない。ならば自分でハンドメイドしてみようと、雑貨屋さんでアクセサリーパーツを買い込み、ガイドブックのユウナの姿をマジマジ見ながら何とかネックレス完成。身に着けて鏡でうっとりすること数分。我ながら良い出来だと自画自賛して部屋で一人ニヤニヤしていました。

それからブレスレットも制作し、指輪はさすがに手作りは無理だったので、似たような物を通販で購入し3種の神器ならぬヒロインなりきりアクセサリー完成。日常生活にも目立たない範囲で身につけ毎日ヒロインライフを送っています。

妄想癖のその他の影響

私が夢女子してるキャラクターのモチーフ、元になっている実在した人がいるのですが、それがとんでもない事件を起こしていて、その事件内容を知るとドン引き以上のレベル。

私は、あくまでキャラクターのほうが好きなので「元になる人がいるのだなぁ」程度な認識だったのですが、友達にそのキャラクターが好き!と話すと、「え、あの事件を元にしたキャラだよね?」と必ずといって引かれます。

正直、漫画の中でもとんでもない物を作っているので、やばいといえばそうなのですが、キャラの信念、根っこの部分が好きなので、複雑な気持ちです。

仲の良い子は、慣れているのか可愛いよね!と言ってもらえるので、安心です。

他の人からは「そのキャラで夢女子やってるの貴女ぐらいだよ?」と、とんでもないものを見た目で言われるので自分の好きなものに関して感性がやばいのかなと不安に感じます。

ちなみにキャラは、ゴールデンカムイ のエド・ゲインが元とされている彼です。

自分に置き換えてマインド強化

メンタル強め白川さんに出てくる美女、白川さんは、誰もが見る美女で妬みなども笑顔で跳ね返すメンタルの持ち主、とゆう漫画をみて、美女のとこだけを自分に置き換えて、「私はこの職場で1番きれい」「今私が1番モテる」「本当にかわいい、どうしよう、また好かれる、、、」「今あの人こっちみた、私のことが好きなんだ」など、本当に思って暮らしていました。

ちなみに私は美人でもなければモテたこともないです。ブスといわれたこともあります。

しかし、このマインドになってから、男性職員から大人気。かわいい、綺麗、たくさんいわれるようになりました。整形してないです。ずーっと一緒な顔で生きています。

マインドが違うだけで、こんなに変わるんだ、と実感してます。

妄想癖のおかげで綺麗になれた!

推しかできてから、毎晩推しとデートしているところを妄想しながら寝るようになりました。毎日が以前と打って変わって刺激的でドキドキするようになり、勉強や仕事も捗るようになりました。女性ホルモンが出ているのか、友達から頻繁に可愛くなったねと言われるようになりました。

また、推しが歌ったり踊ったりしている番組を録画し、家で何度も再生しながら自分も一緒になって歌ったり踊ったりすることが日課となりました。それを続けていると良い感じで体重が減っていき、ダイエットにも成功することができました。

それまで顔が丸いことや足が太いことがコンプレックスだったので、推しのおかげで痩せただけでなく、自分に自信が持てるようにもなりました。

妄想癖は悪い影響ばかりではない

日常的に妄想してしまう夢女子たちのリアルエピソードをいくつか紹介しました。

妄想してニヤニヤしている所や、独り言を言っている場面を目撃された人は多いです。

ただ、妄想癖の影響と言っても必ずしも悪いことばかりではありません。

特に今回の事例では、「同じ夢女子仲間ができた」「キレイになった」「前向きな気持ちになった」など、ポジティブな影響を受けたエピソードがたくさんありました。

夢界隈は、グレーゾーンゆえにネガティブな意見があるのも事実ですが、活動の中で新しい発見や良い出来事に巡りあえるのも魅力です。

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